6月のもくじ 富豪・技術者・科学者・発明家・元素の発見者

6月のもくじ

【アメリカの富豪シリーズ】
6月1日 J・ロックフェラー 知識と経験を拡大再生産
6月2日 A・カーネギー (人の気持ちの読解力+学習能力)×際立つ高さ
6月3日 J・P・モルガン 父親の教育計画に忠実
6月4日 A・W・メロン 父が自前で教育と仕事の機会を用意

【技術者・科学者・発明家】
6月5日 E・I・デュポン 爆発物の理論と製造に精通
6月6日 G・ウェスチングハウス 才能ある分野で行動しすぐ成果を出す
6月7日 S・モールス よき指導者について力を伸ばす
6月8日 H・ベッセマー 父の金属工場を学校・遊び場にして育つ
6月9日 R・トレヴィシック 先生の評価は最悪、だが数学に才能あり
6月10日 R・ディーゼル 家庭は貧しくとも学業でメダル獲得
6月11日 E・フォン・ジーメンス 経済的事情で入った技術学校で才能が開花
6月12日 W・C・レントゲン 高校運は最悪、大学で運が拓ける

【元素の発見者シリーズ】
6月13日 キャヴェンディッシュさん 寡黙で孤独を友に物理や化学の実験を好む Hの発見
6月14日 N・ロッキヤーさん 父の影響プラス論理志向 Heの発見
6月15日 J・A・アルフェドソンさん なんと11才で大学に入学!? Liの発見
6月16日 ゲイ=リュサックさん 逆境を楽観で乗り切る Bの発見
6月17日 ルイ=テナールさん 自力+他力で学ぶ機会を掴む Bの発見
6月18日 F・ヴェーラーさん 実験室を自宅に作ってしまう化学マニア Beの発見
6月19日 J・リービッヒさん 父の工房で小さい時から実験ざんまい Beの発見
6月20日 J・リービッヒさん(2) リービッヒの最小律
6月21日 D・ラザフォードさん 恵まれた環境を活かす力 Nの発見
6月22日 A・ラボアジェさん 先生との出会で科学好きが開眼 Oの命名者
6月23日 J・プリーストリーさん 実家を出されても聡明さが身を助ける Oの発見
6月24日 H・モアッサンさん 人助けの経験から化学の道を志す Fの発見
6月25日 W・ラムゼーさん いちど社会に出た後、大学に入り専門家を志す Neの発見
6月26日 H・デービーさん 生みの父より義理の祖父 Naの発見
6月27日 H・デービーさん(2) 学んだ知識を巧みにアウトプット Mgの発見
6月28日 F・ヴェーラーさん(2) 継続力と手法の力 Alの発見
6月29日 J・ベルセリウスさん 収集と分類でアタマを整理 Siの発見
6月30日 H・デービーさん(3) 正体不明の対象から要素を選り分ける達人

子供時代の学び方 元素Arの発見 J・W・ストラット氏 高校までは病弱、大学で変身

貴族の生まれだったので教育は家庭教師から。病気がちな子供時代を過ごす。19才で大学に入ると数学を専攻。能力を発揮してトップの成績で卒業。卒業後、自邸に研究室を作り、実験と発見の拠点にした。

ジョン・ウィリアム・ストラット(レイリー卿) John William Strutt 1842-1919 イギリスの物理学者 アルゴンArの発見者

1842年、イギリス南東部のエセックス州生まれ。父は第二代レイリー男爵ジョン・ジェームズ・ストラット氏。教育は家庭教師から受ける。一時、イートンカレッジやハロウスクールに短期間入ったこともある。体が弱く病気がちの幼少時代を過ごす。
1861年(19才)ケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジ入学。数学を専攻
1865年(23才)ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジでBAを取得。最優秀の成績で卒業
1866年(24才)自邸に実験器具を揃えて研究活動を開始
1868年(26才)ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジでMAを取得
1871年(29才)「空が青いのは空気中の塵が光を散乱するから」というティンダルの推論を理論的に証明
1873年(31才)父の死去に伴い第3代レイリー男爵になる。貴族になっても実験を続けた(貴族は実務はしないものだったから変わった人と思われた)
1879年(37才)キャヴェンディッシュ研究所の第2代所長に就任(マクスウェル先生の後任)
1884年(42才)電磁気学の単位(アンペア、ボルト、オーム)の標準を定める
1887-1905年(45-63才)ロンドン王立研究所の自然哲学教授に就任

▼アルゴンArの存在をつきとめる 1892年(50才)空気から酸素を除いて作った窒素が、アンモニアを分解して作った窒素より重いことを発見。その理由が分からないため化学者の助けを求める。ラムゼーさん(6月25日参照)と共同研究を開始
1894年(52才)ラムゼーさんとの2年間にわたる共同研究の結果、空気から酸素と窒素を除いた残りの正体がアルゴンと突き止める。アルゴンは「働かない」という意味のギリシア語に由来。
1904年(62才)気体の密度に関する研究、およびこの研究により成されたアルゴンの発見によりノーベル物理学賞受賞。ラムゼーさんはノーベル化学賞を受賞
キャヴェンディッシュ研究所は2019年までに30人のノーベル賞受賞者を出している凄い研究所。ストラットさんがその第1号。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%88_(%E7%AC%AC3%E4%BB%A3%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E7%94%B7%E7%88%B5)
https://en.wikipedia.org/wiki/John_William_Strutt,_3rd_Baron_Rayleigh
https://en.wikipedia.org/wiki/Cavendish_Laboratory
Lord Rayleigh(活躍を写真で見られる)
https://www.youtube.com/watch?v=r1x54GeHOTEこ