子供時代の学び方 サミュエル・クロンプトン 糸紡ぎで一家を支えた

Samuel Crompton 1753-1827 イギリスの紡績工、ミュール紡績機の開発者。▼1753年、ランチェスター生まれ。父は荘園領主の館の管理人。
サミュエルさんには二人の妹がいた。子供のとき父を亡くしたので、一家の生活のためハーグリーブスのジェニー紡績機で糸紡ぎをした。
ジェニー紡績機には欠点があったので、改善するために人知れず5、6年かけて間頑張った。改善のため時間だけでなく、劇場でバイオリンを弾いて稼いだギャラも費やした。
1779年(26才)mule-jennyの製作に成功。これが後のミュール紡績機 spinning muleになる。ミュールmuleはラバの意味。モスリン生地を織る糸を紡ぐのに適した機械。地元にはこの織機の需要があったものの、サミュエルさんには特許を取る知識がなかった。
▼おせっかいな人間が現れ、mule-jennyを壊すか、皆のために作るかサミュエルさんに選択を迫った。サミュエルさんは後者を選び、mule-jennyを使う職工から使用料を貰うことにした。しかし払う人は多くなく、大した収入にはならなかった。▼ミュール紡績機の糸は、手で行ったものより細く丈夫に仕上げることができ、買取価格も高かった。
ミュール紡績機にはサミュエルさんに特許料を支払わず自由に製造できたため、改良と普及が進んだ。当然、サミュエルさんには一銭にもならなかった。
▼1812年(59才)サミュエルさんは議会にミュール紡績機の貢献を訴え、賞金を獲得した。

https://en.wikipedia.org/wiki/Samuel_Crompton
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%B3
spinning mule