リーゼ・マイトナーさんとキャヴェンディッシュ研究所の神々(番外編) X線回折法でペニシリンの分子構造を決定、ノーベル化学賞を受賞した:D・ホジキンさん

▼ホジキンさんは16才の時、母親からプレゼントされた本から結晶学に興味を持ち、その道に進む。
本の著者はローレンス・ブラッグさん(11月16日)の父親のヘンリー・ブラッグ氏。ローレンス・ブラッグさんはとキャヴェンディッシュ研究所の所長としてX線を使ってタンパク質の構造解析の研究を後押しした。
▼ホジキンさんが師匠に仰いだのはヘンリー・ブラッグ先生の下で博士号を取得したバナール先生だった。ホジキンさんは、バナール先生に鍛えられたX線回折法の技術を使ってペニシリンやビタミンB12の分子構造の決定。その功績でノーベル化学賞を受賞した。

ドロシー・クローフット・ホジキン Dorothy Crowfoot Hodgkin 1910-1994
1910年、エジプト王国カイロ生まれ。父は役人、母は考古学者。
教育
1920年(10才)化学に触れ興味を持つ。
1921年(11才)英国サフォーク州にある Sir John Leman Grammar Schoolに入学、化学を学ぶ。
1926年(16才)母から『物の本性について”Concerning the Nature of Things”』(物理学者ヘンリー・ブラッグさんが1925年に出した著書)を与えられ結晶学に興味を持つ。
1928年(18才)オックスフォード大学サマーヴィル・カレッジに入学。化学を専攻。
1932年(22才)オックスフォード大学サマーヴィル・カレッジをfirst-class honours degree(BA)で卒業。ケンブリッジ大学ニューナム・カレッジの博士課程に入学。指導教員は、有機化合物のX線結晶構造解析のジョン・デスモンド・バナール先生。
1934年(24才)オックスフォード大学で講師、研究員。
1935年(25才)バナール先生とペプシンのX線結晶構造解析を行い結晶の回折パターンを発見。
1937年(27才)ケンブリッジ大学でPhD。結婚。
活動
1939年(29才)WWII
1941年(31才)X線の実験データをコンピュータで解析ペニシリンの構造を決定(1949年まで)。
1945年(35才)WWII終戦
1948年(38才)ビタミンB12の構造を決定(1956年まで)。
1964年(54才)ノーベル化学賞(X線回折法による生体物質の分子構造の決定)
1969年(59才)インスリンの構造を決定(1956年まで)。
1970年(60才)ブリストル大学名誉総長(1988年まで)。
1976年(66才)コプリ・メダル受賞。
1994年(84才)死去。

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https://en.wikipedia.org/wiki/Dorothy_Hodgkin