リーゼ・マイトナーさんとキャヴェンディッシュ研究所の神々(11)直進する電波が丸い地球でも遠くに届く理由は電離層と証明した:E・アップルトンさん

▼アップルトンさんはBBC放送との共同研究で電離層の存在を証明した人物。電波を使って大気の研究をしたので、蓄積された知見はWWIIでレーダー開発に役立った。
▼アップルトンさんとリーゼ・マイトナーさんは4才違い。共にWWIとWWIIも経験した物理学者。WWIIで核物理学は原爆に、電波研究は軍用レーダーになった。

エドワード・アップルトン Edward Victor Appleton 1892-1965 物理学者
1892年、イングランドのブラッドフォード生まれ。
教育
ハンソン・グラマースクール。
ケンブリッジ大学セント・ジョンズ・カレッジ
1909年(17才)ブラッドフォード大学研究所の技術者(1911年まで)
1911年(19才)奨学金を得てケンブリッジ大学セントジョンズカレッジに入学。
1913年(21才)セントジョンズカレッジでB.A.(Natural Science)。JJトムソン先生とラザフォード先生の指導を受ける。
1914年(22才)WWI。デューク・ウェリントン連隊に入隊。後に技術将校になって活発に貢献。
1918年(26才)WWI終戦。ケンブリッジ大学に戻り電波の研究を開始。
活動
1919年(27才)大気物理学を電波を使って研究する。
1920年(28才)キャベンディッシュ研究所で実験物理学のデモ助手。
1922年(30才)トリニティカレッジの副長になる。フリーメーソンに入る。sub-rector at Trinity College
1924年(32才)キングスカレッジ・ロンドンで教授(物理学)(1936年まで)。BBCと共同して電離層の存在を証明、電離層までの距離を測定。地表100kmにケネリー・ヘビサイド層(E層)を確認。この時に得た知見がWWIIのレーダー開発の基礎になる。
1926年(34才)地表2~300kmに電離層アップルトン層(F層)を確認。
1927年(35才)王立協会フェロー
1936年(44才)ケンブリッジ大学で教授(物理学)(1939年まで)。
1939年(47才)WWII。英国科学工学研究省で物理化学担当官(1949年まで)
1941年(49才)ナイトになる。
1945年(53才)WWII終戦
1947年(55才)ノーベル物理学賞(上層大気の物理的研究、特にアップルトン層の発見)。レーダーの開発に寄与。
1948年(56才)エディンバラ大学で学長と副学長(1965年まで)。
1950年(58才)ロイヤル・メダル受賞。
1965年(73才)死去。

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https://www.nobelprize.org/physics/laureates/1947/index.html