ネプツニウムNpの発見者 E・マクミランさん

マクラミンさんは、物質にイオンを高速でぶつけて新しい元素を作り出す装置・サイクロトロンを使ってネプツニウムを発見した化学者・物理学者。サイクロトロンの考案者であるE・ローレンスさんの元でサイクロトロンを作り上げた。新時代の研究基盤の登場だ。▼第二次世界大戦が始まったため、物理の知見を活かしてアメリカ軍の防御や探索用のレーダー開発に携わる。その途中、マンハッタン計画を進めていたオッペンハイマーさんから声がかかる。マンハッタン計画では、マクミランさんら多くの科学者の放射性物質に関する研究が核爆弾開発に応用され、数年のうちに核爆弾が完成する。▼戦後はローレンス研究所に戻り、こんどはシンクロトロンという新しいタイプのマシン開発に取り組む。▼マクラミンさんの凄いのは、新しい研究環境(道具や手法)を作る→その環境を使って新発見をする→新発見を応用して成果物を作り出す、という工程を全てやってのけたこと。

エドウィン・マティソン・マクミラン Edwin Mattison McMillan 1907-1991
アメリカの化学者、物理学者。

1907年、カリフォルニア州の Redondo Beach生まれ。父は物理学者。
教育
1913年(6 McKinley Elementary Schoolに入学。
1918年(11才)McKinley Elementary Schoolを卒業、Grant School に入学。
1920年(13才)Grant School を卒業、Pasadena High Schoolに入学。
1924年(17才)Pasadena High Schoolを卒業、自宅からすぐそばのCalifornia Institute of Technology (Caltech) に入学。
1928年(21才)Caltechで学士号を取得。Linus Pauling先生と研究。
1929年(22才)Caltechで修士号を取得。岩石中のラジウム測定法の研究。
1932年(25才)プリンストン大学で博士号を取得。 指導教員は Edward Condon先生。
活動
1932年(25才)National Research Council(NRC)の奨学金を受ける。
1934年(27才)Ernest Lawrence先生の誘いを受けカリフォルニア大学バークレー校バークレー放射研究所に勤務。
1935年(28才)ローレンス先生が考案したサイクロトロンの開発と活用に注力。
1939年(32才)WWII
発見
1940年(33才)サイクロトロンの活用によりネプツニウムNpを発見。海王星のneptuneに因んで命名。
1940年(33才)戦争のため MIT Radiation Laboratory に所属。空軍用マイクロ波レーダーの開発に従事。
1941年(34才)Navy Radio and Sound Laboratoryに所属し、ソナーの開発に従事。。
1942年(35才)オッペンハイマーさんからマンハッタン計画に勧誘される。
1943年(36才)核爆弾の開発に従事。爆発力が不足する問題が浮上、ノイマンさんが explosive lenses を提案し、解決。
1945年(38才)トリニティ核実験を成功させる。
1945年(38才)WWII終戦
1946年(39才)カリフォルニア大学バークレー校教授。
1951年(44才)ノーベル化学賞を受賞。
1958年(51才)ローレンス放射研究所の所長。
1973年(66才)ローレンス放射研究所を退任。
1991年(84才)死去。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%B3
https://en.wikipedia.org/wiki/Edwin_McMillan
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%83%97%E3%83%84%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0